山陰旋網漁業協同組合

まき網漁業について

まき網漁業とは


1そうまき網投網図
※資料提供:鳥取県水産試験場

大中型まき網漁業は、わが国周辺沖合の水域において、網船、探索船、運搬船などの4〜5隻で、または省エネ・操業コスト削減等の観点から網船と運搬船など2〜3隻で船団を組み、周年、アジ、サバ、イワシ、カツオ、マグロなど浮魚を漁獲する漁業と、遠洋水域において、網船1隻で主にまぐろを漁獲する漁業があります。

※1魚群探知機、※2ソナー、目視などで魚群を発見すると魚種にあった漁網(イワシ、サバ、カツオ・マグロ網など)で巻き、運搬船に積上げて漁獲します。操業方法により、1そうまき、2そうまきがあり、集魚灯の使用が認められている場合もあります。大中型まき網漁業のトン数階層は網船が15トン以上760トンまでで、船団構成は操業の方法、船の積載量(網や漁獲物)等により網船、探査船、運搬船、レッコボードの数隻からなっています。
網の大きさが対象魚種、漁場状況等で異なりますが、2そうまきでは長さが1,000m程度、1そうまきでは1,600−1,800m程度で、深さはいずれも100−250m程度です。2そうまき漁法はすばやく巻ける利点があります。

    ※1魚探(魚群探知機):超音波で水中の魚の位置や水深などを特定する機器。
    ※2ソナー:音波を用いて水中や水底の物体に関する情報を得る装置。魚探が真下方向を探知するのに対し、
       ソナーは船の周囲方向を探知するのに用いる。

船団紹介


● 網船
魚群が見つかったら網船で群れを取り囲むように巻いていく。
● 灯船
魚群探査と水中灯によって魚を集める役割をする。
● 運搬船
網船が捕獲した漁獲物を氷蔵して漁港に水揚げする。
● 運搬船
網船が捕獲した漁獲物を氷蔵して漁港に水揚げする。




リンク

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