
設 立 | 昭和54年6月(大臣認可の業種別組合) |
組合員数 | 31組合員(正組合員20、准組合員11) |
役員数 | 14名(組合長1、副組合長2、専務理事1、理事8、監事2) |
職員数 | 7名 |
施 設 | 冷凍冷蔵工場(凍結100t / 日、冷蔵 5,000t ) (昭和63年12月境港地方卸売市場仲買権取得) |
所在地 | 〒684-0034 鳥取県境港市昭和町2番地23 電話:0859-42-6381 FAX:0859-42-3385 |
山陰旋網漁業協同組合は、昭和54年6月に、山陰沖で操業するまき網漁業者が、同一漁場において操業し、かつ、漁獲物の流通過程も同一ルートを通している大中型・中型まき網漁業者が一致して、今後の進展を期する必要があるとの意図に基づき、設立された業種別漁業協同組合です。
平成20年度末には、大中型まき網漁業者12名、中型まき網漁業者8名の合計20名によるまき網船団24ヶ統を構成員としております。
平成26年の境漁港における総水揚量は116千トンで、その75%の多くは当組合員によるあじ類、さば類、いわし類を中心に、ぶり類、まぐろ類等であり、漁法の特性から混獲され、その魚種は多岐にわたります。
境漁港における平成26年の当組合員の漁獲物は、あじ類37千トン、さば類16千トン、いわし類14千トン、ぶり類17千トン、その他3千トン、合計87千トンとなっています。
大中型まき網漁業は、全国に約100ヶ統、年間90万トン、1000億円(日本の漁獲量の約20%、水揚金額の約10%)を担い、国民の食料自給率に大きく貢献しています。
特に境港においては基幹漁業として流通加工業(冷凍・冷蔵業含む)はもとより、荷役・運送・製氷・飲食等、雇用確保を含め、地域経済社会の活力向上に極めて大きな役割を果たしています。
(社)境港振興協会調べによると、平成21年における魚種別、月別の水揚量、価格は、下表のとおりです。あじ類は一年を通して漁獲されていますが、概ね5月〜11月が盛漁期で、さば類において10月〜2月となっています。
また、これらの盛漁期は、時期等により魚体の大きさ、身質等に大きな違いがあり、そのときの魚体、身質、浜値等に応じて鮮魚や加工原料、冷凍餌料向けに取引され、主要魚種の利用配分としては、生鮮向け19%、その他の食品加工向け23%、冷凍餌料向け58%です。(主要魚種の利用配分については平成19年鳥取県農林水産統計より)